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西の関と私

第6回

【親子の杜氏、中村千代吉と中村繁雄】

当社の酒造りのかげには、杜氏の中村千代吉とその息子繁雄氏の努力功績が大きい。

中村千代吉氏は熊本県酒造研究所で故野白金一氏の下で酒造りを学び、若くして昭和4年(1929)に当社に杜氏として入ったが、研究熱心、仕事第一の人で人格も温厚誠実な人であった。後年「秘蔵酒・西の関」を発売できたのも、その後の長い経験と技術の蓄積が根底になっていると思う。

その後を継いだのは同氏の息子中村繁雄氏である。中村繁雄氏は昭和26年熊本市の池月酒造場に蔵子として入る。昭和33年当社へ入社して、父子で仕事をし昭和48年、父の引退と同時に杜氏に就任、現在に至っている。

父子二代、心血をそそいで「西の関」を醸し続け、お陰で「西の関」は高い評価を得られるようになった。千代吉杜氏は元気で晩年を送り、平成元年92歳で逝去した。

酒造りにおける杜氏の役割は大変なもので多岐に亘るが、第一が酒造技術の極めて優秀なこと。第二に多数の起居を共にする蔵人たちを指揮統率して、心服されるだけの人格と力量が要求されること。第三に経営の方針に従って良質の酒を生産し、結果的に企業と社会に寄与することが出来なければならないわけである。

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