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西の関と私

第21回

【吟醸酒と普通酒の今後について】

今になって、吟醸酒の何たるかが知られなかった発売当時の頃の市場を思うと、感無量である。日本酒の世界がすべて吟醸酒になるとは思わない。安心して飲める普通の酒あっての吟醸酒と考える。あくまで芸術的な高級酒として大事に保持して行くべきであろう。

世間では売れるなら、どんどん造ればいいじゃないかといった吟醸酒ばやりの風潮を感じるこの頃であるが、この大切な吟醸酒の将来を駄目にしてしまわないかと心配している。特に吟醸酒の合理化、コストダウンの方向へ直結しそうな感じがする。手造りで苦労して造っても、ちょっとやそっとでは出来ないからこそ吟醸酒といえるとの認識を、消費者の方々共々、明確に持っていきたいものである。

ご存知の通り、日本酒は並の酒から特上の酒まで各種の酒があるが、それぞれにうまいと思っている。冷やでもうまいし、お燗でもうまいのである。落ち着いた気持ちで飲む適燗の酒などは、今後見直される日本酒の復古調であろう。

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