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西の関と私

第22回

【最近の業界動向】

現在、酒造業は一番厳しい時代にさしかかってるといえる。戦後からこれまではまあまあ順調に来たと思う。しかし、特に最近は規制緩和の流れで流通が完全に乱れてしまった。

ディスカウント店の増加、価格破壊の問題など、これから2~3年先どうなっていくのか、先行き見極めがつかない難しい時代となっている。現在は小売酒販店と卸酒販店に一番影響が出て苦労しているが、次はメーカーにも影響が及ぶことは間違いないと思う。

すでに韓国産の桶売りが入ってきて国産酒とまぜて売られているものもある。
また、アメリカのカリフォルニアでも日本の会社5,6社が日本酒を造っている状況もある。前途多難を予想させるものが多い。

しかし、当社としては酒は日本の米で、ちゃんと確立した製造法があるから、その方法できちっと造ってゆきたいものだと思う。

製造過程を単純にしてとか、手抜きをして酒を造りたくはない。そういう日本酒は造りたくない。そういう方法では日本酒は良くならないのではなかろうか。

大量生産、大量販売システムも物のなかった時代には成果を生んだが、現在は多種多様なニーズがあり、付加価値の高い商品が求められる時代である。現在の価格競争には絶対巻き込まれたくない。
愛酒家も次第によい酒の価値を理解してくれるようになるのではないかと思っている。

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