「西の関」萱島酒造有限会社

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六郷満山開山千三百年 宇佐神宮・六郷満山 千三百年の祈り

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六郷満山開山1300年記念

古来より、国東半島の中央にそびえる両子山から海岸へと放射状に広がった谷を六つの郷に分け『六郷』と称し、この地に開かれた天台宗寺院を総称して六郷満山と呼ばれてきました。また、宇佐神宮(全国八幡社の総本宮)の庇護と影響の下に神仏習合の独特の寺院集団と信仰が形成され、『仏の里』といわれる六郷満山仏教文化圏が開かれてきました。その開基は仁聞(にんもん)菩薩とされ、2018年には開創以来1300年の節目を迎えます。

「千三百年の祈り」祈願祭

全国でもめずらしい神仏習合の六郷満山文化が、2018年に開山1300年を迎えます。この節目を前にして萱島酒造では、新銘柄「千三百年の祈り」を製造いたしました。
2016年3月29日に執り行われた祈願祭では、宇佐神宮の神職・六郷満山霊場会の僧侶の方々にお集まりいただき、この記念酒「千三百年の祈り」をお供えし、祝詞と般若心経で『世界的な未来永劫の平和と安全』を祈願していただきました。

特別本醸造酒「千三百年の祈り」

萱島酒造は、大分県の東北端国東半島にあります。周防灘に丸く突き出した国東半島は、奈良時代から平安時代にかけて、古い仏教文化が栄えた地域として知られ、「仏の里」と呼ばれています。全国的にもめずらしい神仏習合の信仰は連綿として今日まで約1300年間継承され、仏像・石仏・伝承行事など、恵まれた六郷満山の自然環境の中に、いにしえの素朴な息吹を感じることができます。萱島酒造では、この節目にあたり、大願成就を宇佐神官・六郷満山会等の寺院に祈念していただいた記念酒「千三百年の祈り」を、皆様にお届けいたします。
精魂込めて造り上げた「千三百年の祈り」は、ふっくらとしているのに、さらっと飲める味わいで、いわば般若湯(お寺でのお酒の隠語)と、お神酒を一つにまとめたような旨さと切れの良さを併せ持った「神仏習合の日本酒」ともいえるお酒です。
萱島酒造五代目 萱島 進